こんにちは^^
副業アドバイザーのから坊です。
SNSでジャニオタと呼ばれる人々の間では多くの副業が紹介されています。
その中には、いかにも詐欺と思しき怪しい案件が目立ちます。
今回は「ジャニオタ副業」として実際に出回っている事例より、ネット副業の闇とも言える部分を暴いていきたいと思います。
それでは、行ってみましょう。
副業ジャニオタって何?
ジャニーズ所属タレントの熱狂的なファン、いわゆるジャニオタ(ジャニヲタ)は、グッズやチケット購入費や遠征費など、何かと出費がかさみます。
Twitterのハッシュタグで、「#ジャニオタ」と並んで「#副業ジャニオタ」というのを目にすることがあります。
資金繰りが厳しいジャニオタ活動を助けるという名目で、副業に勧誘しようとすり寄る投稿です。
これらの勧誘の殆んどは、簡単にできる副業であることを謳っています。
「中学生でもできる」と書いているものや、中には自分も中学生であると名乗っているものまであります。
副業ジャニオタはこんなお誘いが
Twitterのハッシュタグ「#副業ジャニオタ」で勧誘される副業の殆んど全てが、まともな副業案件ではないと思って間違いありません。
登録料の類いを支払わせて連絡が取れなくなったり、マルチ商法やMLMなどのネットワークビジネスに引っ張り込もうとするものが多いです。
例えば、ASPを介してメルマガやクレジットカードに登録させる紹介料目当ての勧誘であったり、副業などのマニュアルを売りつけて同じものを別の人に売って稼ぐよう指導するMLMであったりします。
一般的には使い古されているとも言える手法です。
副業ジャニオタはなぜ詐欺が多いのか
ジャニオタが詐欺師に狙われる理由は見当が付きます。
ジャニオタは比較的低年齢で世間知らずであり、資金繰りに困窮しているため冷静な判断ができない、と思われているのです。
一般人には詐欺の手口が警戒されつつあっても、このコミュニティではまだまだ通用すると甘く見られているわけです。
加えて、同じコミュニティの住人を名乗ることで、同志としての共感に付け込むことを狙っています。
要するに、一般人よりも情報弱者が多い「カモの共同体」だと思われているのですね。
活動資金に窮しているときに、優しく手を差し伸べてくれる人を信じてしまいがちです。
しかし見知らぬ人がすり寄ってきた場合は、心を許すのは危険なのです。
副業ジャニオタに学ぶ危ない副業とは
多くの人が「楽して稼げる仕事なんてあるはずが無い」という常識を持っているでしょうし、報酬は労働の対価として見合った金額であるはず、ということを理屈ではわかっています。
そんな中で、ジャニオタのコミュニティに住む人には、騙す側から見て騙しやすい危うさがあるのでしょう。
比較的低年齢で世の中のことを良く知らず、お金のやり繰りに困っていて、相手に共感してしまいやすいというイメージです。
しかしジャニオタに限ったことではなく、ネット社会という得体の知れない空間においては、誰もが騙される可能性はあります。
インターネットという特殊な環境下では、自分の常識が通用しないのではないかと多くの人が自信を持てなくなります。
なぜならネット上では、常識ではあり得ない金額を稼いだという景気の良い話をたくさん目にするからです。
まだ成熟しきっていない特別な世界なため、法や制度の抜け道を使った稼ぎ方や、一部の事情通しか知らない裏技があるのかもしれないと思ってしまうのです。
しかし、それらは幻想です。
自分の常識を信じて、誰もが楽して稼げるようなうまい話は絶対に無いということを改めて認識しましょう。
例えば次のような誘い文句は詐欺の可能性が非常に高いので、誘いには乗らないようにしましょう。
- 「誰でも楽して稼げる」
- 「今を逃したら損をする」
- 「お金を払ったら仕事の内容を教える」
- 「関係者だけが稼いでる方法を教える」
いずれも冷静に考えれば怪しいことがわかります。
冷静ではないから引っかかるのです。
つまり、早くお金が欲しいと精神的に追い込まれていたり、仲間うちのコミュニティーだからと気を許したり、冷静な思考が機能しにくい精神状態では、副業を選ぶべきではありません。
騙す側の人間が副業ジャニオタを狙うのは、煽れば食いつきやすいと思うからなのです。
まとめ
副業を選ぶ際に重要なのは、副業の内容もさることながら、自分自身の精神状態だと言えます。
早く稼げるようになりたいと焦ったり、見知らぬ人に心を許したりは危険です。
副業ジャニオタですり寄ってくる怪しい勧誘を参考にすると、勧誘する側の狙いが見えてきます。
安全第一で稼ぐには、平常心で時間をかけて副業選びをすることが大切です。
以上、から坊でした。