こんにちは^^
副業アドバイザーのから坊です。
今回はYouTube広告などで「1日たった7分の作業だけであなたの給料を2倍にする」と謳う、「TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)」は果たして稼げるものなのか検証していきます。
通常128,000円のところ、254名限定で無料だそうですので、さっそく登録してみました。
それでは、いってみましょう。
TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)の商品情報
「TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)」は、254名限定の無料オファーの形で募集する情報商材です。
LPにはどのようなビジネスモデルなのか書かれていません。
- 1ヶ月で給料を2倍にするシステム
- スマホを使った1日7分の作業
- 予備知識も勉強も不要
- 通常128,000円を254名限定で無料配布
どうやら、応募するとスマホのアプリのようなものを受取れて、それを使うとわずかな作業時間で給料が2倍になるようなのです。
しかしその仕組みの説明は書かれていません。
なおLPには、特定商取引法に基づく表記はありませんでした。
無料なので商取引には当たらないという解釈なのでしょうか。
とにかく提供者の正体や連絡先は謎です。
更に言うと、LPのプライバシーポリシーのリンクをクリックしても該当ページは表示されませんでした。
参考
個人情報保護法において、「プライバシーポリシーを定めなければならない」という規定はありませんが、個人情報を取得する場合にはすみやかにその利用目的など一定の事項について公表することが義務づけられています。
募集案件に登録させる行為は「個人情報を取得する場合」に該当しますので、利用目的などを(一般的にはプライバシーポリシーという形で)公表する必要があるのです。
ここまでで既に、TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)は信頼できる商材ではないと思われます。
慌てて飛びつくには値しないと言って良いでしょう。
TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)の正体を調査
それでもTWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)がいったいどんなものなのか気になる方へ、登録後の経緯を報告しますね。
まずメールアドレスを登録すると、次にLINE登録を求められ、さらに5つの動画を1話ずつ見させられます。
この間、過去の実績や効果の凄さが繰り返し語られるのですが、一向にTWICEの具体的なビジネスモデルや仕組みは明かされません。
動画を観てLINEにキーワード(動画内で示される合言葉)を送るごとに、TWICEを無料で受取れる当選確率が上がっていくと言われます。
そして最終的に「TWICE PROJECT VIPメンバー」に勧誘されるのですが、ここで初めてお金がかかるという話が出てきます。
TWICEのメンテナンス費59,800円が提示されるのです。
メンテナンス費という名目なので継続的に発生するランニングコストを想像しますが、発生頻度は書かれていません。
最大24回の分割払いの記載もあるので、一時金なのか2年おきなのか、果たしてどのような性質の費用なのか判断できませんでした。
この時点でまだ、TWICEがどのようなビジネスモデルで、どのような仕組みのシステムなのかは知らされていないのです。
その段階で費用を払えと言うのは、いくらなんでも無理な相談ですね。
TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)のレビュー
TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)をレビューするにあたっては、提供者が示す情報が不足しており、多分に憶測の域を出ません。
TWICEがいかなるビジネスモデルなのかは、LPのみならずメンテナンス費を提示された時点でも明らかにはされませんでした。
そして上で触れたように、特定商取引法に基づく表記が無く、提供者は自らを名乗っていません。
企画者として「榎本幸介」という謎の人物が紹介されているのみです。
プロフィールによると、趣味のFXで総額2,000万以上稼いだとあるので、TWICEはFX関連のアプリ(自動売買ツールや取引シグナル通知など)ではないかと思われます。
TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)のLPには複数のバージョンがあり、「TWICE Lite(トワイス ライト)」という名称でより手軽さを売りにしているものもあるようですが、大筋では同じもののようです。
また費用として私が確認したのは「メンテナンス費59,800円」までですが、サポート費の名目で50万円が提示された事例もあるようです。
したがってメンテナンス費の後も、より高額なバックエンド費用を請求されることが予想されます。
まとめ
結論として、TWICE PROJECT(トワイスプロジェクト)は示されるべき最低限の情報が開示されておらず、稼げる商材であるとは判断できません。
提供者をはじめ、仕組みや成果、最終的にかかるコスト等の納得できる説明が一切ありません。
副業はあくまで本業の収入を補うものですので、まずは安全な副業から入って、リスクをとるのはあくまで余剰資金ができてからその範囲内で、というのが私がお伝えしたいことです。
ですが、余剰資金ができた場合であっても、敢えてこのような不明点の多い商材に飛びつく理由は無いと思います。
以上、から坊でした。