こんにちは^^
副業アドバイザーのから坊です。
どんな副業も、最初からガンガン稼げるなんてことはまずありえません。
かといって、見習い期間を過ぎれば報酬が上がるかといえば、必ずしもそうとは限らないのが難しいところです。
今回は、副業の報酬の上げ方について説明していきたいと思います。
それでは、行ってみましょう。
自分を他者と差別化するということ
副業の報酬を上げていくためには、自分を他者と差別化しなければなりません。
「差別化なんて無理だよ」そんな声が聞こえてきそうですが、必ずしも唯一無二の存在になれと言っているわけではありません。
自分がその他大勢に埋もれてしまわないように、ということなのです。
駆け出しの今は報酬が安いのは当然ですが、その副業、スキルが高い人は高い報酬をもらっていますか?
努力を重ねることで報酬アップが見込める仕事なのかどうかが、長期的な副業選びでは重要なポイントです。
誰でもできる副業では差別化できない
あなたがやっている、もしくはやろうとしている副業は、自分を差別化できる余地がありますか?
誰でもできる仕事、より高いレベルのスキルを求められない仕事は、長く続けても他者との差別化はできません。
他者よりもスキルが優っているからと言って、報酬アップに直結しないということです。
その他大勢のレベルしか求められない仕事であれば、アドバンテージがあっても意味は無いのです(あくまで報酬面の話です。同僚からは尊敬されるでしょうけれども)。
誰でもできる仕事なのですから、発注者は高い報酬を支払う必要はありません。
経験豊富な人の報酬を上げなければならないなら、経験の浅い人を使うことでしょう。
例えばアルバイトは、「単価x時間」の報酬を確実に稼げますが、長くやっても大きな報酬アップは望めません。
あくまで短期向きの副業と言えるでしょう。
差別化は目立ち方
自分を差別化するということは、お客さんがあなたを特別視してくれるということです。
同じ仕事をやっている人はたくさんいるでしょうから、他者との違いがなければ目立つこともなく、大多数の中に埋もれてしまうだけです。
特別視してもらうためには、目立たなければなりません。
これは本業のサラリーマンも同じですね。
会社で高報酬の人は他者より出世しているはずです。
言われた事だけやる人は出世することはできませんので、評価されて出世するには目立つ必要があります。
副業で報酬を上げたければ、これと同様なことを副業でもやりましょう、ということです。
すぐ身につくスキルで差別化できると思うな
例えばクラウドソーシングの初心者案件は報酬が安いです。
ライターなど間口の広い仕事は、初心者レベルの案件では稼ぐことはできません。
時給に換算したら、アルバイトよりもずっと安いはずです。
険しい道のりの先にしか報酬アップはないことを自覚しましょう。
すぐには習得できないスキルにこそ意味があります。
多くの人が途中で脱落して辿り着けない領域にこそ価値があるのです。
ブログアフィリエイトを例にすると、必要なスキルという面ではやや特殊です。
専門的なスキルや知識を特に必要としませんので、自分のブログを育てていく過程で、必要な知識に遭遇したらその都度修得していけば良いのです。
確かに吸収すべき戦略的なノウハウはありますが、ブログは継続できない人が大多数なため、継続するだけである意味差別化できているともいえるのです。
差別化の方向性について
他者との違いをどのように出していくかについて、考えてみましょう。
差別化の方向性は2通りあります。
「専門性」か「付加価値」か、言い換えれば「深さ」か「広さ」かです。
専門性
私の本職であるIT系企業の話なのですが、システム構築分野で採用する学生は理系よりも文系(法律、経済、経営、会計など)の方が人気だったりします。
プログラマーであればプログラム言語を修得すれば文系も理系も違いはありませんが、SE(システムエンジニア)ともなると作るシステムの業界について素養が無いことにはお客さんと話ができません。
お客さんにヒアリングする内容が初歩的すぎると、会社の信用を落とすことにもなりかねません。
副業もこれと同じで、例えばライターの仕事でも、ある業界や分野の専門性が高ければ「あの人なら話が早い」と指名されることもあります。
これは他者に対して大きなアドバンテージになるのです。
付加価値
次に付加価値による差別化についてです。
自分の仕事の範疇を「ここまで」と決めつけないことが大切です。
周辺の仕事を取り込んで、付帯作業としてセット売りすることを考えましょう。
例えば「ライティング+Webデザイン」や「動画編集+アニメーション」などがこれに該当します。
クライアントが別途依頼しなければならないことを、ついでに割安な価格で請け負うことができればアドバンテージを得られます。
副業で自分らしさを確立する
副業でスキルアップを目指そうとするならば、自分がやりたいこと、もしくは興味があることが必須です。
報酬アップに直結する差別化は短期では獲得できません。
ある程度の期間が必要なだけに、ただ「稼げそう」だけでは長続きしないのです。
会社員は通常好きな仕事を選べませんが、副業では自分がやりたい仕事を追求したいものです。
副業で自分らしさを実現する過程でスキルを磨き、自分の差別化を確立しましょう。
まとめ
副業で報酬を上げるためには自分を他者と差別化することが必要ですが、まずはその差別化が可能な仕事なのか見極めることが大切です。
初心者レベルのスキルしか求められていない仕事であれば、自分を差別化したところで報酬アップには直結しません。
長期の副業を選ぶ際には、この点に注意するようにしてください。
以上、から坊でした。