こんにちは^^
副業アドバイザーのから坊です。
誰でも簡単にすぐできる副業は、まるでATMみたいで魅力的に見えますよね。
でもそのような副業は実はおすすめできません。
誰でも簡単にすぐできるという特徴は一見メリットに見えますが、特に長く続けるうえではデメリットなのです。
この記事では、誰でも簡単にすぐできる類いの副業がおすすめできない理由について説明します。
それでは、行ってみましょう。
誰でも簡単にすぐできる副業にはどんなものがあるのか
最初に申し上げておきますが、ここでは「誰でもラクして月収●百万稼げる」などといううたい文句の副業は対象に含みません(常識的に考えてあり得ない額の報酬をうたった勧誘は、詐欺案件だと思って無視するに限ります)。
誰でも簡単にすぐできる副業にはどのようなものがあるでしょう。
該当するものをいくつか例示します。
- ポイントサイト
- アンケートサイト
- データ入力
- アルバイト(例えばチラシ配りや配達など)
- 商品モニター
手っ取り早く手軽に始められそうなものばかりですね。
誰でも簡単にすぐできる副業はなぜおすすめできないか
上に挙げた副業の特徴はまず「誰でも簡単にすぐできる」ということです。
これは字面のうえではメリットですよね。
それでは、他にどのような特徴があるでしょうか。
- 単価が安い
- スキルが身につかない
- 仕事に向かった時間しか収入にならない
一転して否定的な特徴が並びました。
これら3つの特徴が、誰でも簡単にすぐできる副業がおすすめできない理由です。
一言でいうと「長く続けるうま味が無い」のです。
それぞれについて説明していきます。
単価が安いまま
誰でも簡単にできる仕事の報酬単価が安いのは当然のことであり、理にかなっています。
できる人がいくらでもいるので、発注者は単価を上げる必要がないからです。
始めた当初は、中には初心者の割に良い報酬と思うものもあるかもしれません。
しかし長くやってベテランになっても、報酬が上がることはほぼありません。
「上げてよ」と交渉しようものなら、「もういらない」と言われるのがオチでしょう。
スキルが身につかない
誰でも簡単にできる仕事は、いつまで経っても誰でも簡単にできる仕事のままです。
いつまで経ってもスキルは身につかず、長く続けてもアドバンテージにはなりません。
このような仕事は、あなたの価値を上げることには結びつかないのです。
これに対して、携わる期間とともに経験や技術がスキルとして身につく仕事、構築した仕組みが資産として蓄積される仕事は、長く続ける意味があります。
一般的には長く続けるほど有利になります。
副業をするなら、このような専門的なスキルが身につくものを選ぶべきなのです。
仕事に向かった時間分しか収入にならない
誰でも簡単にできる仕事は、一般的に仕事に向かった時間分しか収入になりません。
このような時間を切り売りする仕事は、副業としておすすめできません。
なぜなら、本業の余暇を食いつぶすことになるからです。
また仕事に向かった時間分しか収入にならないということは、本業が忙しかったり体調不良等で働けなくなれば、とたんに副業収入が途絶えるということを意味しています。
これに対して、収入が継続する仕組みを資産として構築するタイプの(例えばブログアフィリエイト等の)副業は、仕組みの構築に時間はかかりますが、いざ構築した後は働く時間とは直接的には関係なく収入を得続けることができるのです。
誰でも簡単にすぐできる副業が選択肢に入る唯一の場合
誰でも簡単にできる副業は、長く続けるうま味が無く、将来性がありません。
ですから、将来を見据えた副業にこのような仕事を選ぶべきではありません。
しかし裏を返せば、短期ですぐにお金が欲しい場合の選択肢としては入ってきます。
長期的な視野の中で、特定のある時期に限定してやるのはアリということです。
おすすめしないのは「誰でも簡単にできる副業をいつまでも続けること」であって、単価が比較的安いということを許容できるのであれば、計画的に目的を決めて短期間行うのは良いでしょう。
時間を切り売りするというデメリットは、短期的には働いた時間分が確実に収入になるという意味でメリットとも言えるのです。
まとめ
誰でも簡単にすぐできる副業をおすすめするかしないかは、副業を短期的な収入アップの方法と見るか、老後を含む将来的な資産と見るかに依ります。
長く続けていれば報酬単価が勝手にあがっていくという時代は終わりました。
今後は「同一労働 同一賃金」の考え方が浸透していくでしょう。
長く続けることがアドバンテージにならない仕事は、将来的に収入が上がっていかないことを意味しています。
将来を見据えて長期的に選ぶのであれば、ずっと同一労働(同一価値)の副業ではなく、時間をかければ後発と明確に差別化できる副業を選ぶべきなのです。
考える時間的余裕がある今のうちに、将来に向けての準備を進めていきましょう。
以上、から坊でした。