こんにちは^^
副業アドバイザーのから坊です。
副業初心者の人が手に職をつけて在宅で確実に稼ぎたい場合に、「Webデザイナー」と「プログラマー」を目指すという選択肢があります。
この両者は混同されて使われることもありますが、役割は明確に異なります。
今回はあくまで副業初心者の立場で、「Webデザイナー」と「プログラマー」のどちらを目指すべきなのかを説明します。
それでは、行ってみましょう。
Webデザインとプログラミングはどう違う?
Webデザインとは、簡単に言うとWebサイトの見た目をデザインする役割です。
クライアントのイメージする「こんな感じ」をカタチにします。
イメージをカタチにする技術に加えて、感覚やセンスを問われる仕事と言えます。
女性技術者の割合が多いのも特徴的です。
Photoshopやillustratorなどのソフトを使ってデザインの成果物を作成する役割が多いですが、HTMLやCSSといったマークアップ言語のコーディングを任されることはよくあります。
プログラム言語は使えなくても、HTMLやCSSができれば仕事はあります(プログラム言語ではJavaScriptが少し使えると重宝されます)。
これに対しプログラミングは、必要な機能を実装する役割です。
会員登録や予約、注文、決済など、ページが機能を果たすための動作を実現します。
成果物には設計通りの正しい動作が求められるため、Webデザインに比べてよりロジカルな任務と言えます。
Webデザインとプログラミングには相性がある
上で触れたように、Webデザインとプログラミングには、それぞれ特性があります。
- Webデザイン: 正解が無い。見た目。直感的。浅く広く。草案。
- プログラミング: 正解がある。機能。論理的。深く狭く。実装。
Webを制作する上で隣接した役割なのに、互いの特性はかなり異なります。
そのため、携わる人の相性や向き不向きがあったりします。
もしも自分の性格に合わなそうと思ったら、その直感は結構当たっているかもしれません。
迷うなら副業初心者はどちらを目指すべきか
性格的に向きそう、向かなそうと思ったら、その直感で選ぶのも手です。
しかし特にそのようなこだわりがなければ、副業としてはWebデザインの方をお勧めします。
私は本業のプロジェクトで、多くのWebデザイナーやプログラマーに仕事を委託しています。
その中で技術者の経験をより重視するのは、Webデザイナーよりもプログラマーの方です。
半年程度学んできましたというだけのプログラマーには、正直仕事を任せたくはありません。
プログラマーはバリバリ働けるようになるまで、多くの時間と実戦経験が必要なのです。
それに比べると、Webデザイナーの方が働けるようになるまでの期間は短くて済みます。
Webデザインの習得すべき技術は初心者にも直感的でわかりやすく、プログラミングに比べて理屈っぽさや難解さが少ないのです。
ですので、あくまで未経験の人が副業として仕事をしていきたいのなら、私はまずはWebデザイナーを目指すことをお勧めしています。
Webデザイナーに比べてプログラマーの仕事の方が人手不足で報酬が高いのは事実ですが、それはプログラマーの方が仕上がるまでの難易度が高いからです。
敢えて難易度が高いプログラマーを目指したいという志があるなら別ですが、副業として早く仕事に就きたいのであればWebデザイナーです。
プログラマーの仕事に比べれば案件数は少ないものの、仕事にありつくのに困るということは決してありません。
副業でWebデザインとプログラミングの両方を欲張るな
Web業界でスキルを磨いて転職や脱サラしたいと考えるならともかく、副業としてならまずWebデザインを修得した時点で現場に出るべきです。
更にプログラミングもマスターして自分を差別化してから、と思うかもしれませんが、プログラム言語の習得はHTMLやCSSなどのマークアップ言語に比べて圧倒的に難易度が高いのです。
感覚的にですが、JavaやRubyなどのプログラム言語は、技術者として仕事ができるようにマスターするまで1,000時間くらいはかかると思います。
Webデザイナーとしてプログラム言語を学ぶとしたらJavaScriptですが、初歩的な学習だけでも使えますし、結構コピペで済んでしまったりします。
プログラム言語を使えなくても、Webデザイナーとしては十分仕事を取れてしまうものなので、プログラミングを学習する時間があるなら、Photoshopやillustratorの使い方をマスターした方が効果的です。
Webデザイナーの守備範囲は広いので、浅くても構いませんから色々な知識を蓄えた方が良いと思います。
まとめ
私はストック型の副業をお勧めしていますが、ストック型の欠点としては稼げるようになるまで長い期間が掛かるということと、どれくらい稼げるのか定かではないということが挙げられます。
同じ時間を掛けるのなら、手に職をつけて確実に稼ぎたいという考えはアリだと思います。
完全在宅の副業として人気の高いWeb制作の仕事ですが、Webデザインとプログラミングは難易度にかなりの差があります。
早く稼げるようになりたいならWebデザインを習得して現場に出ることをお勧めします。
以上、から坊でした。
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