こんにちは^^
副業アドバイザーのから坊です。
この記事では、副業としておすすめなネットビジネスを、どのような基準で選ぶべきかについて説明していきます。
「ネットビジネスは副業向け」という趣旨のネット記事、目にします。
でもネットビジネスと一言で言っても、多種多様なものが存在します。
それらを一括りにして語るのは、実態に合った説明とは言えません。
ネットビジネスの中には、副業としてあまりおすすめできないものもあるからです。
そしてもう一つ、副業を探してる人の経済状況やスキルなどの事情によって、副業の選択肢は変わってくるのです。
それでは、行ってみましょう。
ネットビジネスの特徴(個別の話に入る前に)
ネットビジネスとは、インターネットを活用したビジネスの総称です。
今やインターネットと無縁の生活を送っている人は少数派です。
国内の13~59歳のインターネット利用者は90%を超えているそうです(総務省「平成30年通信利用動向調査」)。
ネットビジネスの規模は拡大を続けており、象徴的なこととして、2019年にはインターネットの広告費がテレビのそれを超えました(電通「2020年 日本の広告費」)。
テレビの広告費が下降傾向にあるのに対して、インターネットの広告費はいまだ伸び続けています。
一般的に、ネットビジネスには以下の特徴があります(あくまで一般的にです)。
- 大きな初期投資や固定費用が要らない
- 開始までの準備期間が短い
- 在宅で作業ができる
- 空いた時間に作業ができる
これらの特徴は「ネットビジネスは副業向き」と言われる理由となっています。
資金的なハードルが低く、また場所と時間の制約が無いため、本業の就業時間外を有効に使うことができるものが多いのです。
ネットビジネスの分類
ネットビジネスは大きく3つに分類できます。
- フロー型(労働型、狩猟型)
- ストック型(資産型、農耕型)
- 投資型
それぞれの特徴と代表的なものを挙げてみます。
フロー型
簡単に言うと、自宅でできるアルバイトです。
働いた分が収入になりますので、ある意味手堅いです。
しかし働くことをやめたとたんに収入も無くなります。
スキルアップや工夫によって時間当たりの収入が増えていくことは期待できますが、基本的には労働時間が増えないと収入増は見込めないタイプの副業です。
フロー型として代表的なものは以下のとおりです。
- プログラミング
- データ入力
- ライター
- ポイントサイト
- 転売・せどり
ストック型
稼ぐ仕組みを構築することで、収入が継続的に発生するタイプの副業です。
最初の立ち上げ時は苦労しますし、収益化まで時間がかかります。
しかし仕組みができればある程度の自動化が可能になり楽になっていきます。
ストック型として代表的なものは以下のとおりです。
- ブログメインのアフィリエイト
- YouTube
- デジタルコンテンツ販売
投資型
大きく稼げる可能性がある一方で、大きな赤字を生んでしまう可能性もあるタイプの副業です。
一般的なイメージどおりリスクが大きいため、特に初心者にはお勧めしにくいジャンルになります。
投資型として代表的なものは以下のとおりです。
- 金融投資(株、FX、仮想通過)
- 不動産投資
副業におすすめのネットビジネスの選択基準は?
それでは、どのような人にどのネットビジネスがお勧めなのでしょうか?
先ほど、ネットビジネスの特徴として「開始までの準備期間が短い」ということを挙げました。
開始までの準備期間は総じて短いと言えるのですが、「稼げるようになるまでの期間」はみな同じではないのです。
ですので、副業としてお勧めのネットビジネスの選択基準は「稼げるようになるまでどれだけ待てるか」ということになります。
収入の発生を待てる人向け
待てる期間の目安はどれくらいかというと、人によって差はありますが、だいたい半年から1年程度と言えそうです。
この期間に副業収入が発生しなくても耐えられるのであれば、お勧めしたいのはストック型のネットビジネスです。
ストック型の副業にもいろいろありますが、中でもブログメインの特化型アフィリエイトは、時間をかけることで稼げる仕組みを強固にしていくことができます。
時間がスキルとなり資産となるので、耐えて仕組みを構築した者が利益を享受できるわけです。
また構築する仕組みは再現性が高いので、複数の仕組みを構築すれば掛け算で収入が増えることも期待できます。
文章を書くことが苦手な人には向きませんが、一定期間を耐える決意がある人には最もお勧めといえます。
すぐに収入が欲しい人向け
なかには、すぐに稼ぎたいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方の選択肢の最右翼は、フロー型のネットビジネスになります。
クラウドソーシングサイトという業務委託を仲介するネット上のサイトに登録することで、比較的簡単に副業を開始することができます。
プログラミング、Web開発、Webデザインなどの技術をお持ちであれば、ご自身のスキルを活かして活躍することが可能です。
なおクラウドソーシングサイトでは多種多様な仕事が扱われています。
なかにはライター、アンケートや音声の文字起こしなど、それほど専門性を必要としない仕事もありますので、サイトで探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
ネットビジネスの全てが一括りに、副業と相性が良い訳ではありません。
副業として最もお勧めしたいネットビジネスは特化型アフィリエイトなのですが、稼げるようになるまで一定の期間が必要なところが、人によってはネックになります。
ですから、今すぐに稼ぎたい事情がある場合は、特化型アフィリエイトは副業の選択肢に入らないのです。
フロー型の副業は、本業の余暇に働いた分しか稼げないものですので、本来はお勧めしません。
ですが、早く結果を出したい、すぐに稼ぎたいという場合は有力な選択肢となります。
なお投資型の副業の多くは投資というよりも投機的、もっと言うとギャンブル的な要素が強く、相場の変動が大きいためリスキーな面が目立ちます。
余剰資金の範囲でやるならともかく、初心者が本業の収入を補う目的で参入するのはやめておいた方が良いでしょう。
また言わずもがなかもしれませんが、どんなにお金に困っていたとしても、「誰でも簡単にすぐ大金」などという怪しい勧誘には絶対に乗らないようにしましょう。
以上、から坊でした。