こんにちは^^
副業アドバイザーのから坊です。
副業はやめとけ、しない方が良いという意見はネット上でよく目にします。
本業を持つ以上は本業に注力すべきと言う理屈はその通りだと思います。
しかし、あなた自身が副業をしない方が良いかどうかは、一般論で議論しても意味が無いのです。
今回は、副業はやめとけという意見の根拠を明らかにしたうえで、あなたはどうすべきか考えて頂きたいという内容です。
それでは、行ってみましょう。
一般論として「副業やめとけ」は正論
副業は、既に国が推奨する働き方です。
厚生労働省は2017年の「働き方改革実行計画」以来副業の普及促進を図っています。
このように国が推奨してはいるものの、ネット上では「副業はやらない方が良い」という意見を目にすることが多いです。
主な収入源である本業に注力するために、余暇は休養や趣味に充ててリフレッシュすべきというのは、まったくその通りだと思います。
まさに正論です。
「副業やめとけ」にはどんな理由があるか
「副業はやめとけ」という理由はどのようなものがあるでしょう。
集約すると、だいたい以下の4点になるようです。
「副業はやめとけ」の理由
- 本業に集中できなくなる
- 趣味の時間がとれなくなる
- 労働時間が増えて疲労が大きくなる
- 詐欺に遭うリスクが高まる
それぞれについて見ていきましょう。
本業に集中できなくなる
本業の仕事中に副業をやるというのは、言語道断であり問題外です。
本業と副業の時間を明確に切り分けられないなら、副業をすべきではありません。
また本業中に副業をしないまでも、副業のことで頭の中が一杯になって本業どころではなくなりそうな没頭型の人も、副業はやらない方がよさそうです。
しかし副業をやると本業に集中できなくなるという言い分は、「趣味を持つと本業に集中できなくなるから趣味を持つな」と言うのと同じことであり、ナンセンスだと思います。
趣味の時間がとれなくなる
この言い分が当てはまるかどうかは人それぞれだと思います。
趣味にかける時間などを考慮して、副業なんかに趣味の時間を取られたくない人はやらなければ良いでしょう。
副業は義務ではないので、やりたくない人はやらなければ良いというだけのことです。
しかし本業の収入だけでは生活が厳しいとなると、趣味を我慢して収入を増やす活動をせざるを得ませんよね。
切り詰めた生活で趣味を続けたいか、趣味を我慢して収入を増やしたいかは、人それぞれだと思います。
労働時間が増えて疲労が大きくなる
労働時間が増えるのは間違いないのですが、疲労の大きさは仕事の内容と時間に依ります。
肉体的もしくは精神的な負担の大きい仕事を副業に選んでしまうと、確かに疲れが溜まっていくのが心配です。
しかし、例えば自宅でできる仕事や、自分が楽しめる仕事、好きな時間にできる仕事などを選ぶことによって、回避することは可能です。
やってみて、思っていたとおりの仕事内容でなかったら辞めれば良いのです。
本業ほどには深く考える必要はありません。
詐欺に遭うリスクが高まる
ネット界隈では、とにかく怪しい金儲けの勧誘が多いです。
「誰でも」「短時間で」「簡単に」「大金を稼げる」という類いの話は、すべて詐欺だと思って間違いありません。
ネットという特別な世界では、一部の人だけが知っている裏ワザがあるのかも、と誘いに乗ってはいけません。
楽に稼げる仕事は存在しませんので、報酬を得るためにはそれなりの努力を伴うという前提で副業探しをすることが大切です。
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「副業やめとけ」は一般論
「副業をやめとけ」の理由を並べてみると、どれも「該当するならば」という条件付きの意見であることがわかります。
誰にでも該当するわけではなく、該当する人はやらない方が良いというだけのことなのです。
自分の境遇に当てはめて考えるべきことであって、一般論をそのまま聞き入れるのは無意味だということです。
つまり「こんな人は副業はやめとけ」なのですから、ご自身が当てはまるかどうか確認してみてください。
「こんな人は副業はやめとけ」
- 1つのことに没頭して他のことができなくなる人
→ 本業に集中できなくなる - 生活を切り詰めてでも趣味を優先したい人
→ 趣味の時間がとれなくなる - 心身の負担が大きい仕事しか見つからない人
→ 労働時間が増えて疲労が大きくなる - 誰でも楽に稼げる仕事があるはずと信じている人
→ 詐欺に遭うリスクが高まる
おそらく多くの人が当てはまらないか、気持ちの持ちようで当てはまらなくできるのではないでしょうか。
当てはまらなければ副業しない手はない
収入を増やしたいなら本業に注力して給料が上がるよう努力すべきという意見は、建前としてはそのとおりです。
本業の給料が上がる期待が持てるのであればそうすべきですが、なかなか思うようにいかないので副業がクローズアップされているわけです。
また、本業の残業をやる方が副業をやるよりも高単価であるという意見についても、残業しないと終わらない仕事が多いのであれば副業をやる暇は無いでしょうし、いわゆる「生活残業」ができる環境ならば残業で稼ぐというのも手だと思います。
しかしそのような境遇では無い人は、本業以外の収入、つまり副業に活路を見出すしかありません。
副業をやる・やらないはご自身の状況に照らして判断すべきことですが、「こんな人は副業はやめとけ」に当てはまらないのであれば、副業をしない手はないと思います。
まとめ
本業の給料が上がらないのは自分の頑張りが足りないからで、今まで以上に頑張れば給料アップが期待できるという人は、本業に注力すれば良いと思います。
しかし多くの人は努力と報酬が連動していないと感じるから副業を検討するわけですし、国が副業を推奨するのも同じ理由です。
「副業やめとけ」は一般論であって、そのまま聞き入れるべきことではありません。
ご自身が「こんな人は副業はやめとけ」に該当しないのであれば、そして今の収入をもっと増やしたいのであれば、副業を検討した方が良いと思います。
副業として、できれば興味のある仕事や、自分の成長を期待できそうな仕事をすることによって、本業にも好影響が及ぶと良いですね。
以上、から坊でした。